エイサーとは沖縄の伝統芸能の一つで、パーランクーという太鼓を持ち、ヘーシという掛け声をかけながら三線の音色に合わせて踊ります。 沖縄には『伝統エイサー』¥と『創作エイサー』(伝統的な動きを取り入れながら、芸能として自由に踊れるタイプ)と、二つの種類のエイサーがあります。シカゴで踊るエイサーは『創作エイサー』です。

彼らの踊りは時に優雅に、時に勇ましく、同じ曲でもエイサーの踊り方は地域によって異なり、その町々の個性が楽しめます。

パーランクーの他にも、締め太鼓、大太鼓など色々な種類の太鼓を打ち鳴らし沖縄の夜空に太鼓の音が響きます。沖縄の子供達は青年達の勇まし動きと太鼓の鼓動を感じながら、憧れの瞳で青年達を追いかけ大きくなります。

幼い頃ではありましたがその時感じた音や空気、そして周りの風景は今でも私の心に心地よく残っています。

アメリカに住む小さな子供達に取ってエイサーは彼らが初めて触れる日本の伝統芸能。彼らが大きくなった時、エイサーの音や踊りが彼らにとって心地よく心に残りますように。

そんな想いで子供達と始めたのがマタイのエイサーでした。

マタイの子供達はエイサーが大好きです。大好きだから一生懸命に踊ります。

これからも子供達の『大好きな事』いっぱい応援していきたいです。

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