今日の泥んこキャンプも、いろんな事がありました。
いろんな事… 笑ったり、はしゃいだり、計画したり、踊ったり。。。
子供達が自分の選んだ事に没頭できた素敵な時間だったと思います。
『日本語で遊ぼう!』ってスローガンを掲げ、
大人が作っているプログラムにがっちり子供達をはめるのではなく、
子供のやりたい事に合わせて大人が動く事。
新しい事を紹介しながら、彼らの興味や心の動きを確かめながら、
彼らが『楽しい!』『どうなってるの?!』と興味を持って見入る事。
『僕もやってみたい。』『貸して』『ありがとう!』
遊びの中で交わされる、生きた日本語が幼児期の子供達には大事なんです。
自分のやってみたい事に挑戦できるから、それを応援してくれる仲間や大人がいるから
日本語が好きになる。
どんな単語を教えるのではなく、
『私は日本語でも大丈夫。日本語で大好きなお友達とも遊べるから。
日本語で自分の好きな事に挑戦できるから。
あの子とまた遊びたいから!』
子供達の心は『わくわく』が大きい。
どうやって日本語を学ぶのか(How)。。。って子供達は考えていないんです。でも、
言語化できない(why)の部分、なぜ日本語を使うのかを子供達は感じているんです。
ランチを食べながら、『ゆかセンセ〜!ご飯おいしいよ〜!ありがと〜!』って
温かい言葉を伝える事ができる子供達。
『ありがとう。って日本語で言いましょう。』ではないんです。
でも、子供達は伝えたいんです。だから『ありがとう』の日本語が出てくるんです。
心を育てて 言葉を育てる
どんな国の言葉も
その順番が幼児期の子供達には必要だと思います。