日々 考える事

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日々 考えます

子ども達にとって 大切な体験って何だろう

子ども達の生きる力に繋がる体験って何だろう


まっすぐ 線を書きましょう

50音をしっかりと

はさみをしっかりとつかいましょう

みんなと同じ事をやりましょう

大人の言う事をきちんとききましょう

できなかったら 大人は焦って一生懸命子ども達について教えようとする


幼児期の子ども達に大切なのは 目の前に与えられた課題をどんどんこなしていく事ではなく

情熱を持って前に進もうとする姿勢を備えさせてあげる事だと思う


その環境を子ども達の為に整えてあげる事

本物の体験、意味のある体験を子ども達にさせてあげる事

お友達を通して 優しさと意地悪を感じる事

園庭できれいな石を見つけて ポケットに忍ばせておく事

季節の暖かさや寒さを体で感じる事

自然の美しさを感じる事

笑顔を交わしながら 自分は愛されていると感じる事が出来る事

子ども達 一人一人 個性があって いろんな遊びへの関心度も様々

でも その自由な遊びの中には生きる力の基礎がいっぱい詰まっている


『お友達に優しくしてあげるとお友達は嬉しいんだよ』

どれだけ口で教えたって優しさは教えられない

実際に優しくしてもらった時に彼らは本物の優しさを学ぶ事ができる

『君が勝手に玩具を取ったら お友達は悲しいんだよ』

そんな事 取られてみないと わからない


子ども達 毎日 友達とぶつかりながら やりたい事いっぱいやっています

時にそれは悔しくて 悲しくて 彼らの気持が痛くって 見ている私も泣きたくなります


子どもが心悲しい時 子どもが必要なのは『こうしたらいいんじゃない。ああしたらいいんじゃない』っていうアドバイスではなく

『こっちにおいで。お膝に座っていいよ。悲しかったね。』子どもの心はその言葉を必要としています

自分には寄り添う場所がある。自分を愛してくれている人がいる。それだけ人は心強くなれるのです。


子ども達は 自分の力で 前に進もうとしています

時に仲間に助けられ 支えられながら 前に進もうとしています

苦しい時 悲しい時 声をかけてくれる仲間がいる

嬉しい時 一緒に笑ってくれる仲間がいる


小さいこども達だけれども 素晴らしい世界が彼らによって作られています

この環境をこれからも 一緒に..