きれいな雪... 思わず ぺろり...
満足そうに にっこり笑う君がいます
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聖マタイの子ども達
The Children of St. Matthew's
きれいな雪... 思わず ぺろり...
満足そうに にっこり笑う君がいます
大雪の後の森は おとぎの国
別世界に足を踏み入れるこども達
広くて 白くて ピュアな雪が
どこまでも どこまでも 続きます
美しい 森の姿に こども達は心奪われ
時に立ち止まり 森の素晴らしさを感じます
こども達の心動く瞬間
言葉にならない素晴らしい感覚が こども達の心を満たします
大切な幼児期にこの様な瞬間を沢山感じる事が
彼らの生きる力となると信じています
寒い一月の朝でした
ママが一冊の本を読みはじめます
登園してきたこども達 ジャケット脱がず
ゆっくり 吸い込まれる様に 絵本のまわりに集まります
いいんじゃない とっても すてき こういう朝の迎え方
ほのぼのしてて 自然とこども達が集まってくる温かさがある
せかせかした 朝の時間を ゆっくりと過ごせる空間がある
忙しくなる一日に前に 心落ち着く時間を持つ事
こども達の心にも 大人達の心にも すごくいいと思います
シカゴの冬はまだまだ続く...
春よ来い来い 早く来い
僕たち温かくして 待ってるよ
春が来るのを待ってるよ
よいしょ!よいしょ!
大人達の声が響きます
よいしょ!よいしょ!
こども達の声も響きます
大人が笑い 子どもも笑う
家族を大切に
愛する人がいる喜び
愛されている喜びを感じながら
2015年を迎える事ができました
こども達の小さな椅子
放課後の 職員室のドアの外
聞こえるよ 君と君の ひそひそ声
『先生 見えるよぉ〜』くすくす笑う 君達の声
『シー..先生 いるよ〜』 振り向くと 小さな窓から覗き込む
可愛い君達の叫び声
『わぁ〜!見つかった〜!逃げろ〜!』すたこら 逃げる後ろ姿も
可愛い 可愛い 君達です
太陽の光を弾くように
小さなおはじきが光ります
その光に魅了され
こども達は笑顔になります
小さな指が 小さなおはじきを弾きます
パチン パチン...小さな音がなる度に
こども達の小さな笑みがこぼれます
美しい遊び シンプルな遊び 子ども心をくすぐる遊びです
沖縄の言葉に 『命薬』(ぬちぐすい)と言う言葉があります
命薬は心のお薬
愛する家族と過ごす楽しい時間、仲間と一緒に笑ったり、
美しい風景に息を飲む時、美しい言葉や音楽に感動する時、
美味しいものを食べた時に感じる幸せ感、愛する喜び、愛される喜び...
心を癒し、生きる力、命を与えてくれるような出来事が『命薬』
一生懸命働いた日の夜 熱いお風呂に浸かりふーっと一息』
その感覚が命薬
きれいな夕日『....』美しすぎて言葉が出ない
これも命薬
こども達『ぎゃはははは!』って何でもない事で笑っちゃう
それも命薬
孫の顔みて笑顔になる事
それも命薬
沖縄には いつもにこにこしている 長生きのおじーや、おばーが沢山います
それは命薬のおかげかも
病院、薬局でもなかなか手に入らない不思議な薬
でも 皆が持ってる命薬
シカゴにも沢山あります 命薬
皆様も 毎日たくさんの命薬を 心にあげてくださいね
福笑いに 羽子板に カルタに 書き初め
昔から伝わる日本の文化
一月の計画表を見返しながら
『教えていかなきゃ...』心の焦りと責任感
カルタや書き初めをする こども達をみながら思った事
書き初めさせても 名前の周りにハートをいっぱい描いて笑顔になったり
福笑いも『次、僕ねぇ〜!うふふふ!』と嬉しそうに順番を待ったり
『先生、かごある?』と羽子板の羽をかごの中に入れるゲームを思いついたり
大好きな仲間達と嬉しさいっぱい お正月を祝う
こども達と接しながら 改めて思う
『小さなこども達に大切なのは教えるのではなく、伝える事なんだ...』
昔からの行事やイベントをカレンダー通りにこなしていく事が大切ではなく
その行事やイベントの裏にある想いを伝えていく事が大切
小さなこども達の心に ずっと残しておきたい事は
教えるのではなく 伝えていかなきゃいけない
教えるのは人の耳に話しかける事
頭で覚えて 理解する事
伝えるのは人の心に話しかける事
相手も一緒に感じる事
昔の人達が感じた楽しみ 感謝の気持 未来への願い 家族への想い
こども達の笑い声を聞きながら
彼らの笑顔はきっと 昔のこども達が浮かべた笑顔と変わらない
そう思うと 何だか嬉しくなってくる...
彼らの心にも楽しみがあり 感謝があり、願いがあり、受け継がれた想いがそこにある
小さな彼らの今日の想いが 彼らを通して次の世代へ伝えられる事を信じて
2015年も素晴らしい年になります様に...
カチン!カチン!あははは!
カチン!カチン!やったぁ!
羽が板に弾かれる音が可愛い...
羽の様に弾むこども達はもっと可愛い...
ぎゃはははは!!!
福笑い こども達に大ヒットです
目を閉じて 顔を作る
素朴な遊びの後ろに
『次 僕の番』と長蛇の列ができました
シンプルな遊びに 瞳輝かせる君達が 可愛くて 可愛くて仕方ありません...
今年初めての幼稚園
こども達 絵本片手に
温かいこたつに潜り込み
ゆっくりとした時間を過ごしています
この時間 こども達の心と体にとてもいいと思います
私が幼かった頃、こどもの遊べる範囲が広かった。空き地であったり、公園であったり、放課後の学校であったり、自転車に乗れる様になると隣町まで友達と額に汗を流しながらペダルを踏んだのを覚えている。塾や習い事をしているこどもはまだ小数派でこども達は自由に過ごす時間が沢山あった。それでもあっと言う間に時間は過ぎて、夕日に背中を押されながら、暗くならないうちに急いで帰宅する。そんな毎日の中で育っていった。
何気ない毎日の中の自由な時間。遊ぶ時間を通していろんな事を感じ学んだ。
芝生に寝転がり流れる雲を眺めたり、虫を捕まえたり、全速力でいつまでも走れる場所があり、仲間達の背中を追い続ける大冒険の幼少期だった。
こども達は今も昔も変わらない。遊び心に溢れていて、彼らの心と瞳は澄んでいる。園庭で泥山の頂上に立ち笑うこども達の笑顔は、昔一緒に遊んだ仲間達の笑顔を思いださせる。
こども達の遊びに大きな変化を感じる。それはこども達の遊ぶ範囲が狭くなってきている事だ。 時代遅れの考え方かもしれないが、少し前までは自宅で楽しむテレビにコンピューターにこども達は没頭した。しかし今はどこにでも持ち歩ける携帯電話がこども達の『遊び』の一つになりつつある事に違和感を感じる。こども達が椅子に座り、一人でも遊べる。大人はその光景を『便利』と言い、こども達もそれを『楽しい』と言う。こども達の世界はデジタルの世界で広がり、実際にこども達が触れたり、感じたり、体を使って遊ぶ範囲と人と関わる幅が狭くなってきている事が寂しい。
時代や環境が変わればその中で生きていくこども達の育ち方も変わってくる。保護者と自らの幼少期の想い出話を話す機会はあるが、多くの人は『裏山で遊んだ..楽しかった』と彼らの想い出とその時感じた情熱を今でも明確に振り返る事ができる。一瞬の出来事だったのかもしれないが、幼少期に感じた感情は大人になっても覚えている。それほどまでに幼少期に感受性は高く、こども達の心にとって衝撃的なのだ。私達の目の前にいる大切なこども達に素晴らしい体験、感動を沢山感じて欲しい。その体験は彼らの生きる土台ともなる大切な学びなのだ。彼らが幼児期にそれらの事が体験ができる環境を守り整え、こども達に与える事ができる様にこれからも勤めていきたいと思う。
少し前まで『一枚も取れなかった...』
悔しく泣いてたあの子の手に
今日は3枚のカルタがありました
『もう一回やろう!』自信に満ちた君の声が聞こえます
2015年も皆で一緒に大きくなろう!
クリスマス劇の博士さん
不思議な星に導かれ
イエス様探しにやってきます
明日は嬉しいクリスマス
君達の心が神様の愛で温かくなります様に
愛する家族に囲まれながら
沢山の幸せで君達の心が満たされます様に
メリークリスマス
優しい 蜜蠟の匂いが漂います
こども達も静かにろうそくを作ります
こども達の口から自然にこぼれる小さな歌声を聴きながら
ゆっくりろうそくが形になっていきます
ろうそくの温かい灯りが 君達の心を温めます
君達が温かいクリスマスを迎える事ができます様に...
こども達の上に 雪がふりました
白く 優しく 柔らかい
不思議と嬉しくなちゃうのは
大人も子どもも一緒です
幼かった頃 釣り好きの兄ちゃんにくっついて
橋の上から糸をたらして 魚を釣るのが楽しかった
2歳上の兄ちゃんは 私と弟を連れて 『どこら辺がつれるかや〜?』と
橋の上をいったりきたりして 『あ!大きいのいたよ〜!』と興奮してたのを覚えています
兄ちゃんがちょうど小4で私が小2ぐらいの時だったか
いつものように釣りをする
私と弟が 橋の上を歩いていると
目の前にぴかぴか光る50円玉が落ちています
私と弟 大喜び!
当時の50円って幼い私達にとっては結構な大金
まるで 宝物を見つけた気分です
『アイス買おうぜ!』『チョコレート買おう!』
らんらん気分もつかの間で...
『え!?これ僕が見つけたんだよ!』『違うし!ネーネーが見つけたんだよ!』
『返せ!』『なんで?!おまえ、あっちいけ!』
橋の上で大げんかの始まりです
横で静かに釣りをしていた兄ちゃんが
私達2人の所にやってきて 『えいっ!』って50円玉を私の手から取って
海に向かって投げました
あっけにとられた 私と弟
今まで手の中にあった50円玉は海の底
涙目の私と弟を目の前に兄ちゃんが言います
『50円玉でケンカするぐらいだったら、無い方がいい』
そして 釣りに戻っていきました
30年ぐらい前の話...でも今でも覚えてる兄ちゃんの教訓
『物』は大事だし、時に必要。でもそれよりも人として無くしちゃいけない忘れちゃいけない大事な物がある。
幼い心にも 大人の心にも 皆の心に『愛』が必要
幼い頃から皆に優しい真面目な兄ちゃんは 今、小学校の先生をして毎日こども達の心を育てています。
幼いこども達の心を優しく導きながら人として忘れちゃいけない大切な事を毎日こども達に教えています。
大人は皆こども達の先生です
愛する事 忘れちゃいけない大切な事
皆でこども達にゆっくり ゆっくり伝えていきましょう
いつでも どこでも 想っています
小さな 小さな こども達の
大好きな人へのメッセージ
大切に想っている事 伝えたい事 いっぱいあります
遠い 遠い 研修先
はく息 白い 町の朝
こども達の事を思いながら 一人早足で会場へ向かいます
『ピーン』となった着信音
ふと画面をみてみると 子どもからのメッセージ
『ちきゅうってすごいね』
そうなのよ
あなたが住んでいる地球ってすごいのよ
あなたが愛する人達がここにいて
あなたを愛する人達がここにいる
歩くスピードちょっと落として
彼女の気持ち 想像してみる
小さな心が感じた事
誰かに伝えたかった事
どきどきしながら ペンを手に
描く姿を思い浮かべる...
沢山の先生仲間に囲まれて 難しい話を聞きながら
『ちょっと、聞いてよ〜!うちの子 最高〜!!』
叫びたくなった朝でした